リンク:ケンタッキー・ゴキブリ騒動 高校生が「責任取る」と自主退学(J-CASTニュース)
ケンタッキーフライドチキン(KFC)の店舗でアルバイトをしていた高校生が「店でゴキブリを揚げた」などとミクシィ日記で告白、大騒ぎになったが、この高校生が「社会的責任を取りたい」として高校を自主退学していたことがわかった。
父親と一緒に学校を訪れる
発端は、高校生が2007年12月5日にミクシィに書いた日記だ。吉野家での「テラ豚丼騒動」を念頭に、
「ケン○ッキーでゴキブリ揚げてたムービー撮ればよかった」
と書き、その2ヶ月前の10月7日には
「ってかね、ゴキブリって油で揚げてもなかなか死なないんだよー」
とも書いていた。この高校生の日記が、ミクシィ利用者であれば誰でも見られる設定になっていたことから騒ぎは拡大した。KFC側は、この日記の内容を「事実無根」と全面否定。12月6日、ウェブサイト上に
「この度、弊社商品についてネット上に事実無根の書き込みがあり、お客様には、御不安・御心配をおかけしておりますが、この書き込みは事実無根のイタズラです。12月5日、書き込みを行った本人、保護者、学校関係者が来訪し、当該の書き込みは事実無根のイタズラであり深く反省していると、直接謝罪を受けました」
との文章を掲載していた。
そんな中、この高校生が高校を自主退学していたことが分かった。高校生が在籍していた有名私立大学の付属高校(東京都千代田区)の教頭がJ-CASTニュースの確認に応じた。
高校側は
「学内の出来事については公表していない」
としながらも、
「基本的には」
として、自主退学の事実を認めた。さらに、
「(元高校生が)『責任を取りたい』として、お父様と一緒に(学校に)いらっしゃいました」
と、退学の理由を明らかにした。一方、
「処分を検討していた矢先の自主退学だったのか」
との記者の問いに対しては
「ノーコメントとさせてください」
と、口が重かった。
「元高校生クラスメイト」のブログも炎上、閉鎖
同校によると、そもそもアルバイトは校則で原則禁止されているといい、
「(アルバイトの件を含めて)彼がやったことは非常に悪いことなのですが、まだ未成年ですし、将来もあることですし…」
と、基本的には事態を公にしたくない様子だった。
その一方で、ネット上では、騒動が飛び火し、あるブログの書き込みが話題になっている。書き込みは12月6日付けで、この元高校生のクラスメイトを名乗るものだ。
「とりあえず今日、うちの高校の生徒
ってゆうか、俺の隣の席の奴が
今日のライブドアのニュースのアクセス数1位の事件の犯人になりました。退学か。
マックの次に有名な某ファーストフード店で、とある昆虫を〇〇〇した事件。調べてみ?
うちの学校名まで割れてるし、そいつの名前、顔写真、彼女、経歴まで全部暴露されてるから。
そこまでやるか?ふつー。俺はアイツよりも、ネット依存者の方が気持ち悪いと思うわ。
マジ死ね」
もっとも、このブログでは、11月21日付けで
「これからオールです。バイト先の人と飲みに行ってきます」
との書き込みもあり、仮に書き込みの内容が本当であれば、アルバイトと未成年の飲酒という二重の規則違反を犯していたことになる。ブログは瞬く間に「炎上」、ほどなく閉鎖に追い込まれた。このブログの持ち主が、本当に元高校生の「隣の席の人」なのかは分からない。
「ケンタッキー・ゴキブリフライ事件」か……(ため息)
ああこの高校生、「自主」退学したのか。でも、若いうちにこういう経験をしておいて、教訓として欲しい。
こういう事件があると、たぶん、「最近の若者は、ネットも実社会なのだという分別がついていない」などという指摘がどこかでなされていることであろう。
しかし私はそう思わない。私は、「現実社会」と「ネット社会」は別々のものだととらえている。そして、ここが肝心なのだが、ネット社会は、現実社会よりも、他人に対して、より厳しいのだということである。
ネットの住人は、ひとたび「ルール」を外した者に対して容赦しない。掲示板を中心に、ありとあらゆるところで、面白おかしく、長い長いあいだ叩き続ける。某匿名掲示板なんて、格好の舞台だ。
たとえばこの当ブログ、好き勝手に毒を吐いているように見えて、実は強力な自主規制のもとに、書いている。何だと思いますか?
職業である。仕事ネタである。こいつはタブーの中のタブーだ。
「書いたら面白いだろうな」と思ったことはあるが、私はこのブログには、仕事ネタは一切書かないようにしてきた。今後はどうするか、今ちょっと検討中だが、書くにしても、伏字や仮名だらけの文章となるであろう。伏字や仮名だらけの文章は、日本語としておぞましくて私はあまり好きではない。
件の少年の話に戻るが、彼(あるいは彼女?)は、まだ何回か同じようなドジを踏むことだろう。あるいは、今回の件を恨みに思って、代償行為として、ネット社会の叩き屋の一員と化してゆくのかもしれない。いじめられっ子が、いじめの対象を見出したとき、より残酷ないじめっ子に変貌するように。
そしてこういう事件が起こることによって、ネットの匿名性の良い部分がどんどん忘れ去られてしまい、かつてNIFTY-Serveで蔓延した「実名信仰主義」がはびこってゆくのだろう。実名信仰主義。名札をつけたまま、治安の悪い夜の街を歩くことを推奨するかのような愚。
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